ジビエの消費拡大を通じたSDGsへの取り組み

近年、鹿や猪といったジビエによる農業被害が社会的な問題になっています。被害を減らすために積極的な捕獲活動が行われていますが、捕獲されたジビエのうち利活用されるのは全体の10%未満にすぎません。加えて鹿は食肉として利用できる部位が少なく、わずか10%足らずのうち2割しか使われていないのが現状です。
ジビエの利活用は、被害の減少だけでなく、農林業者の活動を支え、里山、森林を復興させるなど多くの地域課題の解決につながることが期待されています。淡路アグリファームでは鹿肉の栄養価の高さに注目し、捕獲した山の命を最大限活用するために、「ドッグフード」としての利用を推進してまいります。